2012年5月29日火曜日

スタインウェイ&サンズの特徴

スタインウェイ&サンズ

日本の音楽界でも多数使用されるコンサート・グランド

スタインウェイ&サンズ社は、
現在、ハンブルグとニューヨークにある工場でピアノを生産している。
日本の多くのコンサート・ホールで使用されているのはハンブルグ製。
一般に、ハンブルグ製とニューヨーク製には、音色やタッチに
それぞれ特徴があるといわれている。


特長
創業以来、100を超える特許を取得している。
数ある特徴のなかでも、「フレームが鳴る」という
スタインウェイならではの感覚が得られる理由として、
中央部分9mmから縁周り6mmになるよう仕上げられた響板、
15~18枚の一体成形された薄い板を重ねて、
それに強い圧力をかけて曲げられた側板、
縦方向に木目をそろえ、幾重にも薄板が貼り合わされた駒、
指のタッチを正確に伝えるため木材の芯を充填したアクション、
打弦されない弦が共鳴するような設計された
「デュプレックス・スケール」といった工夫があげられる。