2012年5月29日火曜日

ベヒシュタインとブリュートナーの特徴

ベヒシュタインとブリュートナーの特徴

ベヒシュタインは、その透明な響き、高貴な音色は、
「ピアノのストラディヴァリウス」と
呼ばれたこともあるベヒシュタイン。
それに対して、チャイコフスキーやフルトヴェングラーに愛された
ブリュートナーはロマンティックな響きをもっている。

ベヒシュタインの特徴
フル・コンサート・ピアノD 280、
最高のアップライトと称されるコンサート8から、
教育用のアカデミー・シリーズまで多数のモデルがある。
固有の除響板、長期間シーズニングされる音響的に
優れた高品質な鉄骨、特殊な弦設計等の技術が、
透明感ある響き、色彩感、安定した構造を支えている。

ブリュートナーの特徴
共鳴弦を1本加えることで、音の響きを豊かにする
「アリコート・スケーリング」
(1872年特許取得、現在は高音部にのみ採用)や
響板の特殊な加工技術などが、ブリュートナー特有の音を生み出している。
代表的なモデルに、Model 1のコンサート・グランド、
創業者の名前をとったユールウス・ブリュートナーなどがある。